農園レポート:
白鳥農園(長野県伊那市)
2018.04.13
2008年より、ア・ラ・カンパーニュでは、農薬を控えたり、全く使用していない安全に配慮した農園のフルーツを使ってケーキ作りに取り組みました。ア・ラ・カンパーニュには、関東・中部・関西・九州、それぞれのエリアにパティシェがいます。そのパティシェが自ら生産地に足を踏み入れ、生産者の生の声を聞く事により、より一層ケーキ作りにこだわっていきたいと考えています。 今回はお野菜、ソルダムや紅玉、を見学するため長野県伊那市の白鳥農園を訪問しました。
食は生命なり
「生命なきは食にあらず」、人は多くの生命を頂くことで生かされている。 植物、動物、微生物などの生命を頂くこと=「共生」の世界で生かされている。そして「人は何を食べるかによって決まる」とも。肉体的な健康だけではなく、知性、思想、性格までも決まる。白鳥 博さんはこのような理念を実践するため、化学的な見地を取り入れながら、有機農法を開拓し体にやさしい食物をつくっておられます。
白鳥さんのソルダムのひみつ
収穫前のまだ熟していないソルダムです。
白鳥さんのソルダムは完熟するまで収穫しません。たくさん養分を蓄え、ちょうど食べごろに収穫されます。そのため、ポリフェノールが多く(ブルーベリーの600倍!)ペクチンの「質」がよいソルダムが特徴です。
土のやわらかさ
白鳥さんの畑の土は、柔らかくフカフカしていました。雑草がたくさん生えていますが、これも有機農法。たくさん虫もいます。虫がいる土壌はミネラル分が豊富で、人が食べても安心な食物が出来る土壌ということのようです。
とても気さくな白鳥さん
生のままで食べることが出来るトウモロコシ。品種はゴールドラッシュ。気さくな白鳥さんはその場で収穫し味見をさせてくださいました。
白鳥さんのりんご
これから色づくりんごです。秋には紅玉の収穫があります。アラカンパーニュのカフェ店では通年白鳥農園の無添加りんごジュースをご提供しています。